もうすぐクリスマス。世間の皆様は恋人や家族と楽しいクリスマスを過ごすことでしょうが、俺は例年通り一人で寂しく過ごすことになりそうです。しかも、日本ではなくて中国の広州か成都あたりで・・・。でもまぁ徹夜で新製品の検証テストをやらされていた去年のクリスマスイヴに比べたらマシだけどね・・・。

 そんなことを考えていると、従姉の子供(小2の女の子)から手紙が届いた。何だろうと思って読んでみると、「九九は3のだんまでおぼえました。しょうらいのゆめはじょゆうになることです。」と書かれた後に、「ことしのクリスマスプレゼントはDSとぷちぷちたまごっちをください」と書いてあった。「ちゃっかりしてるな〜」と思いつつも「お〜何だって買っちゃるで〜」って気分だったのだが、一応母親(=従姉)に確認しておこうと思い「DSとソフトが欲しいって手紙に書いてあったけど、親的にはゲーム機はOKなの?」というメールを送った。すると、「え〜、そんなこと書いてたんだ。知らなかったよ。DSなんてとんでもない!」という返事が・・・。「そっか親には内緒だったのか。悪いことしたなぁ。黙って買ってあげればよかったな」と思ったけど、こうなっては後の祭りだし、親がダメと言っているものまで買うわけにもいかないし・・・。

 そこで翌日、従姉に電話して説得を試みるも、「今持っている普通のたまごっちでさえ熱中しすぎて他のことが手につかなくなるから禁止にしたんだよ。DSなんてもらったらもっと酷くなるから絶対ダメ!」と取り付くしまもない。そこで、本人に「じゃあ代わりに何が欲しい?」と訊いてみたけど、「DSがダメなら何でもいい」と言うだけ。どうやらサンタさんにもらうプレゼントもまだ決めていないらしい。仕方がないので従姉に相談すると、「ティンカーベルというブランドのものなら何でも気に入ると思う。できればすぐに着れなくなる服よりも、大きくなっても使える小物の方がいい」と言われた。

 そこで、日曜日に梅田に行ったついでに阪神百貨店の中にあるティンカーベルの直営店へ行ってみた。女の子の好きそうなものなんて全然分からないので、とりあえずお店のお姉さんに「服以外のものでどんなのが人気ありますか?」と訊いて、色々と見せてもらう。色々と悩んだ末に、可愛いクマだかウサギだかの付いているピンクのバッグと帽子とマフラーを購入。最初はバッグ一つだけを買うつもりだったんだけど、バッグを見せてもらった時に同じデザインの帽子とマフラーもあると言われて、ついつい全部買ってしまった。

 ということで、3点あわせて1万円ちょい。旅行前にこの出費は痛いけど可愛いあの子のためなら・・・ってこれが彼女とかならカッコいいんだけど、相手が親戚の小2の女の子じゃあねぇ・・・。まぁ「ありがとう」って電話がかかってくるだけで俺は幸せになれるからいいのだ。それが聞きたいがために、クリスマス当日ではなくて俺が日本を出発する前に届くように送るつもりだし。気に入ってくれるかどうかは知らないけどね・・・。ちなみに、大好評だった去年のクリスマスプレゼントの話はこれ。さて、去年の再現はなるか?