最近話題のクレジットカードの流出問題。俺もビザ持ってるし、アメリカのサイトでも使ってるからちょっと心配。AmazonやネットショップでCD買いまくっているから請求書見てもどれがどれだか全然分からんし。

 今回はたぶん偽造が目的だろうけど、ネットで使うだけなら昔はクレカジェネレーターで十分だった。認証のシステムがいい加減だったんだろうけど、“存在する可能性のある番号”であれば有効期限や住所がテキトーでも全然問題なかった。オーストラリア住んでいた頃に仲間内でCMasterというジェネレーターが広まってみんなで使ってたけど、アダルトサイトは見まくりだし、アメリカからTシャツやCDを買ったりとみんなやりたい放題だった。ISPダイアルアップのアカウントも複数作ってそれをみんなで共有していた。95年末から97年中頃にかけての話かな。今なら恐ろしくてそんなことできないけど、当時はまだネット黎明期だったし、若さと無知の前にはそんなこと関係なかった。

 そんな幸せな時代だったけど、やっぱりいつかは終わりが来る。ある日ついにISPにバレて、「○○日までに不正使用した料金(500ドルぐらいだったと思う)を振り込まないと裁判を起こす」という手紙が全員に来た。相手はTelstra系(日本でいうNTT)のISP。そりゃ身元もバレますわな。今なら間違いなく警察沙汰になっていただろうけど、この時は金を払うだけで見逃してもらえた。通販やアダルトサイトでも使いまくっていたのに他の不正使用は請求さえ来なかったし。いい時代だった。

 ちなみに、日本のヤフオクが有料化した時に試しにクレカジェネレーターで作った番号を入れてみたら通ってしまいかなり焦った記憶がある。まさか通るとは思っていなかったもんね。慌てて退会処理をした。