なんとなく気分は父親

仕事帰りに従姉の子供(小1の女の子)へのクリスマスプレゼントを買うために会社近くの百貨店のおもちゃ売り場へ行った。従姉から入手した情報によるとその子は最近は「ふたりはプリキュア」というアニメにハマっているらしくて、そのアニメの「プリティコミューン」というおもちゃがお気に入りらしい。ということで、プレゼントはその関連グッズにしようと思っておもちゃ売り場のプリキュアコーナーへ行ったのだが、そこに置いてあったおもちゃが一体何をするものなのか全然分からんかった・・・。


8種類ぐらいある関連グッズを一つ一つ手に取って裏面の説明を何度も繰り返して読んでも全然分からない。10分ぐらいかかってやっとそこにはプリティコミューンカードコミューンというおもちゃはなくて、それを入れるバッグやそのカードで遊ぶおもちゃといった関連グッズだけだということが分かった。でも、従姉の子供が持っているのがプリティコミューンなのかカードコミューンなのか分からないし、そもそもプリティコミューンというのがどうやって遊ぶおもちゃなのかということすら分からない・・・。そんなわけで、今日はそのまま何も買わずに帰ってきた。さっき従姉にもっと教えてくれというメールを送ったので、その情報をもとに明日また買いに行く予定。


俺が子供の頃、ミニ四駆が欲しかったのに親が買ってきたのはミニ四駆のバッタモンだったり、ファミコンが欲しかったのにばあちゃんが買ってくれたのはPCエンジンだったということがあった。あの頃は何でそんな間違いをするんだと思って落胆したけど、今日初めてそういった親たちの気持ちが分かったね。子を持って初めて分かる親の気持ち・・・って俺は子供はおろか結婚すらしてないけどね。


ちなみに、俺は従姉夫婦の家に3ヶ月ほど居候したことがあるので、この従姉の子供は俺に結構なついてくれている。この前親戚の結婚式で従姉一家が京都に来た時に久しぶりに会ったのだが、一緒に歩く時は必ず手を繋いできた。その手を握りながら「この子もすぐに大きくなるんだよなぁ。いつまでこうやって俺と手をつないで歩いてくれるんだろう・・・」とか考えてしまった。世の中の父親ってみんなこう思うんだろうなぁってちょっと感慨深くなった。まぁ俺は自分が大嫌いだから自分と同じ遺伝子を持つ人間がいるなんて絶対に耐えられないし、そもそも結婚する気すら全くないけどね。